経済学科の様々なゼミ活動
経済学科では、様々なゼミ活動が行われています。
今回は、大学での学びを社会においてどのように実践するのか、森ゼミの活動を紹介します。2024年度の3年生ゼミでは、札幌市まちづくり政策局都市計画部事業推進課の方々を招いて「再開発地区の賑わいについて」のアイディアを発表しました。
まず、森教員が事前に、狸小路のmoyuk SAPPORO(モユクサッポロ)や札幌駅前地区の再開発計画の概要について、現地にて札幌市から説明を受けました。
その後、ゼミ内で同様の説明を学生らが受け、大学生の世代が考える「まちづくりと賑わい」のアイディアを1か月後に披露することとなりました。
再開発地区の賑わいについて議論
「賑わいってそもそもどういう状態をさす?」「こんなアイディアは考えられているかも…」など、3班に分かれた学生たちは真剣に議論しています。
教員からの「枠にとらわれない発想をする」「データを見て検証する」を踏まえて、いよいよ発表当日。3班の学生らがそれぞれの工夫を凝らした内容は、どのように評価されるのでしょうか。
理論と実践を学ぶ
参加した札幌市の方からは、実際の現場を踏まえたうえでの指摘や、プレゼンテーションの仕方に関するアドバイスなど、とても有益なコメントをいただきました。中には「論の組み立て、発想が良い」という評価を受けた班もあり、後日、現場に内容を共有してくださったようです。
引き続き、経済学科のゼミでは「地域」や「まちづくり」について理論と実践を両立させて学んでいきます。
- 発行日: 2025.04.28
- 経済経営学部 経済学科